家の壁紙(クロス)は補修時のことを考えて選びましょう

このページではこれから、家の壁紙(クロス)選びを行う方が後悔しないよう、私の経験(失敗)を踏まえた壁紙選びのポイントを記載しています。

壁紙選びのポイント

築10年以上の中古マンションを購入するにあたり、ぜひ行いたいのが壁紙(クロス)の交換です。
壁紙は10年もたつと日焼けしていたり汚れたりと、すこし部屋全体がくたびれた印象になります。

ちなみに、大体70㎡くらいの住戸であれば、壁紙の交換のみであれば50万円以内で可能かと思います。

私の経験から考える、壁紙選びの際に気を付けたいポイントは以下の通りです。

①極力定番商品(定番の模様)をえらぶ
②水回りの壁紙は機能性を重視
③アクセントクロスの模様・色はほどほどに

以下、それぞれについて記載します。

極力定番商品(定番の模様)を選ぶ

壁紙は、建材の中でもモデルチェンジであったり、廃番になったりという頻度が高い、入れ替わりが割と激しい商品です。

もし、使用している壁紙が廃番になった場合、破れなどの補修時に同じ柄のものがなく困ったことになります。一面を張り替えるか、一か所だけ柄が違うことに目をつむるかという感じになってしまいます。なので極力一般的ながらを使うことで補修を安く、楽に行うことができます。

壁紙はモデルチェンジの頻度が高い

水回りの壁紙は機能性を重視

リフォーム業者のほうから提案してくれるとは思いますが、水回り専用の壁紙があります。
少々値段が上がりますが、汚れ防止であったり、防カビであったりと機能面で優れたものになっています。洗面台周り、トイレ回りは拭き掃除などを行うこともあると思うので、必須だと思います。
この場合も、柄、模様などは、極力定番のものとしておくのがいいと思います。

掃除のしやすい壁紙が楽

アクセントクロスの模様・色はほどほどに

せっかく壁紙を交換するならば、アクセントクロスを採用したいと考える方は多いと思います。
もし、アクセントクロスを選ぶ際には、極力シンプルなものを本当に限られた一面だけなどにするほうがいいと思います。
私の場合はリフォーム業者の提案でアクセントクロスとして、リビングの1面だけに色つき、柄なしの壁紙としました。見た目は気に入っていますが、何かあった場合の補修については割と悩みます。

柄については、流行り廃りがあること、さらに補修する際に同じものを見つけられない可能性が高くなるので採用しませんでした。

現に、色付きクロスである私が壁紙が一部敗れた際に困ったのが補修方法でした。
ホームセンターなどに壁紙の穴埋め材のようなものが売っているのですが、ほとんどが白色のものだと思います。

壁紙に色がついているせいで、補修時には色合わせの手間なんかも生じてしまいます。
この点については、ちょっと後悔もしており、もし次があるならば、私はアクセントクロスを選ばないと思います。

白色の壁紙であれば、押しピンを使ったあとの補修も以下のような商品を使って楽にできます。

建築の友 クロスの穴埋め材

くせのないデザイン、色だと補修が楽

さいごに

いろいろ書きましたが、結局は好みの問題なのでデザインを重視して個性的な壁紙を使うことを否定はしません。

ただ、壁紙は一度住み始めて家具などを置くと、なかなか全体を張り替えるのが難しいです。

部分的な補修をしやすいものとすることで、お金をかけずにきれいな状態を保てるのでぜひそのことを考慮して壁紙を選んでみてください。後悔はしないはずです。

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