中古マンションを購入する際の注意点(住宅設備について)

お金

この記事では実際に私が経験したことから、中古マンション購入時に気を付けたい、住宅設備のことについて記載しています。

住宅設備の寿命は10~20年程度

最近のマンションにはたくさんの住宅設備があります。
もちろん、物によって寿命は異なりますが、一般的には設備機器の寿命は10~20年程度と考えておく必要があります。
マンションによって、ガスと電気を併用しているか、オール電化かでも異なりますが、おおよそ以下のような感じだと思います。

【リビング】
床暖房

【キッチン】
・食器洗い乾燥機
・ディスポーザー
・コンロ(ガス・IH)
・キッチン水栓
・換気扇

【風呂・洗面・トイレ】
・水栓
・換気扇
・浴室暖房乾燥機(換気扇一体型など)
・ウォシュレット

【給湯設備】
・ガス給湯器
・エコキュート

一般的なマンションでは、大体この程度だと思います。
築10年程度経過した中古マンションを購入する場合にはこれらの各種設備が経年劣化してることを考慮して計画的に更新していく必要があります。

そして、それらのコストについては考慮しておかないといけません。

実際に私が交換したもの

中古マンション購入後に私が交換したものは以下の通りでした。

     項目費用
【1年目(購入した年)】
①ガス給湯器200,000円
②キッチン水栓20,000円
③洗面所水栓20,000円
【2年目】
④畳(設備ではない)150,000円
【3年目】
⑤コンロ(ガス→IH)120,000円
⑥食器洗い乾燥機120,000円
合計630,000円

現時点で合計で60万円程度かかっています。改めてまとめてみて割と使っているなという感想です。

特に交換をおすすめしたいのは

上記の中で私が一番、注意が必要だと考えているのはガス給湯器です。故障するとお湯が出なくなってしまい、お風呂など非常に困ります。
給湯器の交換の際に業者さんから聞いた話では、冬場に故障して交換するというパターンが多いそうです。冬場は使用頻度が上がり、ガス給湯器への負荷が高くなるのが理由のようです。

もちろん、夏場もさすがに水浴びではしんどいので、予防的に交換を行うことをおすすめします。

後は、水栓の交換はなるべく故障がひどくならないうちにしておいたほうがいいと思います。水が漏れているまま放置していると水道代が恐ろしいことになります。水栓の調子がおかしい、閉めても水の切れが悪いと思ったら早めに交換することをおすすめします。

中古マンションを購入される方へ

中古マンションを購入する際には、各設備の状態をしっかりと確認したうえで本当にそのマンションの値段が妥当かを考えるようにしてください。壁紙、床の張替えなんかでぱっと見はきれいになっていても設備が古いままで後から結構な修理代、交換代がかかることがあります。

設備関係のチェックポイントとしては、独自規格のものは避けるというのも必要な観点だと思います。
寸法などが特殊な特注品を使用している場合、安く購入することができなかったり、廃番になってしまい後継のものがなかったりという問題が発生します。

以上の内容を踏まえて、行うことで少しでも損をしないように気を付けて、家探しを行うようにしてみてください。


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