この記事ではIHクッキングヒーターをしばらく、使ってみて感じたこと、メリット・デメリットなどについて記載しています。
※DIYでのガスコンロからIHへの交換については以下に記載しています。
IHクッキングヒーターのメリット
IHを使ってみて感じたメリットは以下の通りです。
【IH全般に言えること】
ガスコンロと比較して・・・
①掃除が楽
②部屋が暑くならない
③鍋の側面が汚れにくい
④鍋の近くにものを置くことができ、キッチンを広く使える
【Panasonic製のIHに限ったもの】
⑤スイッチが上面のみにあるので子供のいたずらを防げる
①については見た目からわかるように、五徳がなく加熱面が一枚のガラスになっているので非常に掃除がしやすいです。
【2022.02追記】その後、普段はふきんでの拭き掃除を行っており、週に1回程度はクリーナーを使っています。結構きれいに維持できており、やはりIHの掃除のしやすさを実感しています。
②は誘導電流で鍋自体が発熱するので、熱を無駄に周囲に広げないので、部屋が暑くなりません。
③も鍋自体の発熱によるもので、底面付近のみが発熱するので、鍋の側面についた食材が焦げ付いたりしません。特に、メリットが大きいのが味噌汁などの汁ものです。鍋の内側のみならず、万が一吹きこぼしてしまっても鍋の側面の外側に焦げ付くことがなく、鍋をきれいに保つことが容易です。
④は火を使わないので、鍋の近くに物を置いても引火する心配がなくキッチンを広く使えます。
⑤はPanasonic製のIHに限ったものになりますが、電源含め操作系のスイッチがすべて上面にあるので子供のいたずらを防ぐことができます。
確か現行機種では、日立製のIHは電源ボタンのみ前面に、三菱製はガスコンロのようなダイヤル式で操作は全面にあったと記憶しています。
もちろん、ガスコンロでも、最近の機種にはチャイルドロックがついているものもあるので、安全性は変わらないとは思います。
ただ、そもそもスイッチ自体がないことで子供がスイッチを押そうとして近づいてくることがないというのは、根本的に安全性を高めた作りとして評価できると思います。
IHクッキングヒーターのデメリット
【IH全般に言えること】
①ガスコンロよりも、出力を上げた場合の作動音の大きさが耳につく
②洗った後の鍋を乾かそうと思い、置いておくと底がいつまでも乾かない。
③専用鍋が必要(オールメタル対応以外)
【Panasonic製のIHに限ったもの】
④スイッチ操作が面倒
①はとくに強火での加熱の際に感じることですが、「ブーン」というおとと冷却ファンの音が割と大きいです。ファンの音のイメージとしては電子レンジの作動音を少し小さくしたような感じです。
②は鍋を乾かす場所が十分にある人には関係ないと思いますが、以前のガスコンロでは鍋を洗った後に五徳に乗せてそのままおいておくと一晩おいておけば鍋は乾いていました。しかし、IHになってからは鍋を乾かすためにIHの上に置いておくと、底の水気がいつまでも乾かず、拭いたうえで収納する必要があります。
③はそのままです。ただし、オールメタル対応の製品を選ぶことで、すでに持っている鍋を継続して使用することが可能になります。
④についてはPanasonicの火力調整は「◀ ▶」のスイッチで10段階を調整する必要があるのですが、一つずつ押す必要があり少々面倒です。
日立製のIHは「弱火、中火、強火」のようにそれぞれの火力を一気に選択でき、これは日立製のほうが操作性が優れているように感じます。
結論、IHとガスどちらがおすすめか
私の場合は、IHをおすすめします。
ガスコンロを使用していた際には、毎日掃除するのが面倒でわりとコンロ回りが汚れていました。
IHになってからは、皿洗いの後、キッチンを拭くついでに拭く程度できれいに保てるのが非常に良いです。
IHで料理をする際のデメリットとしては炒め物で鍋を振ったりできないという点も上げられますが、私はそこまでデメリットとしてはとらえていません。(料理に対してそこまで情熱を持っていないからかもしれませんが・・・)
以上、いろいろと書いてきましたが、結論として、IHを使って満足できるのは
維持管理のしやすさ > 調理のレパートリー
というスタンスの人なのではないかと思います。
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